「自分の知識やスキルをオンライン講座にして売ってみたい」——そう思ったことがある人は、実はかなり多いのではないでしょうか。でも、いざ始めようとすると「何から手をつければいいの?」と手が止まってしまいますよね。
この記事では、企画からツール選定、公開までの流れを10のステップに分けて、できるだけ迷わないように整理しました。順番に読んでいけば、今日から何をすればいいかが見えてくるはずです。
ステップ1:誰の・どんな悩みを解決する講座か決める
最初に決めるべきは「機能」ではなく「誰に何を教えるか」です。ここが漠然としたままだと、後のツール選びも講座構成もふわっとしてしまいます。「初心者向けか、経験者向けか」「悩みを解決するのか、スキルを習得してもらうのか」を、ひと言で言い切れるところまで具体化しておきましょう。急がば回れ、です。
ステップ2:講座の形式を決める(動画・テキスト・ライブ)
動画中心の自習型にするか、テキスト中心にするか、ライブ授業やコーチングを組み合わせるかで、必要なツールの機能がガラッと変わります。もし継続収益を作りたいなら、単発の動画講座よりも「月額会員制コミュニティ」や「継続コーチング」の形式にすると、受講生との関係が長く続きやすくなるのでおすすめです。
ステップ3:販売する商品構成を決める
単発の講座1本だけで売るのか、複数の講座をまとめた会員制サイトにするのかを決めます。将来的に商品を増やす予定が少しでもあるなら、最初から複数商品・会員サイトに対応したツールを選んでおくと、あとで「あのツールじゃ対応できない…」と困らずに済みます。
ステップ4:プラットフォーム(ツール)を選ぶ
ここでようやくツール選びです。代表的な選択肢と、それぞれの特徴をまとめてみました。
| ツール | 特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|
| Kajabi | オールインワン型。サイト・決済・メール配信・コミュニティが最初から統合 | ツールを1つにまとめたい人 |
| Kartra | ファネル構築に強い、自動化機能が豊富 | 販売の仕組みを細かく作り込みたい人 |
| Teachable | コース販売機能に特化、無料プランあり | まず試してみたい初心者 |
| Podia | ブログ・メール配信・コミュニティを内蔵 | 複数ツールの契約を減らしたい人 |
| Thinkific | 無料プランの機能が手厚い | 低コストで始めたい人 |
どれも一長一短があるので、無料トライアルや無料プランで実際の管理画面を触ってみてから決めるのが一番失敗しません(各ツールの詳しい比較は別記事で解説しています。合わせて読んでみてください)。
ステップ5:講座の骨子(カリキュラム)を作る
いきなり動画を撮り始めるのはちょっと待ってください。先に「章立て」を紙やドキュメントに書き出すのがコツです。受講後に相手が「何ができるようになっているか」から逆算して、章とレッスンの順番を決めていくと、途中で迷子にならずに済みます。
ステップ6:教材を作る(動画・スライド・ワークシート)
最初から完璧を目指す必要はありません。まずは1章分だけ作って公開してみるのも、案外いい進め方です。ツールによっては簡易的な画面録画・スライド機能が内蔵されているので、外部の編集ソフトがなくても最低限のクオリティは十分作れます。完璧より完成、を合言葉にしてみてください。
ステップ7:料金プランを決める
単発購入にするか、月額のサブスクリプション(継続課金)にするかを決めます。継続課金にする場合は、「なぜ払い続ける価値があるのか」(新しいコンテンツの追加、コミュニティでの交流、個別フィードバックなど)を明確にしておくと、解約率を抑えやすくなります。
ステップ8:決済・特定商取引法の表記を準備する
日本国内で有料の講座やデジタル商品を販売する場合、通信販売にあたるため「特定商取引法に基づく表記」の掲載が必要です。事業者名・連絡先・返金条件などを明記したページを、契約したツール上または自分のブログ上に用意しておきましょう。ここは意外と見落とされがちなポイントなので、先に片付けておくと安心です。
ステップ9:告知して販売を開始する
SNSやブログ、既存のメールリストなどで告知します。最初から大きく売ろうとしなくて大丈夫です。まずは数人でもいいので実際に受講してもらい、フィードバックをもらって講座の内容を改善していくサイクルを作るのが、結果的に一番の近道になります。
ステップ10:運用しながら改善する
公開して終わりではありません。受講生からの質問や離脱ポイントを見ながら、教材やカリキュラムを継続的に改善していきましょう。継続課金型の場合は特に、コンテンツを定期的に追加していくことが解約率を下げる一番の方法です。
まとめ:まずは「誰に・何を」から
オンライン講座は「誰に・何を」を決めることが9割で、ツール選びはそのあとに来る話です。とはいえ、ツールによって作れるもの・作りやすさが変わってくるのも事実。無料プランやトライアルで実際に触ってみてから決めることを、ぜひおすすめします。
情報源
各ツール公式サイト(kajabi.com / kartra.com / teachable.com / podia.com / thinkific.com)
特定商取引法に基づく表記については消費者庁ウェブサイトの解説を参照

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